研究会紹介
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研究会概要
近年、激甚災害が増加する一方で社会資本の老朽化が進み、健全なものも機能を十分に発揮できず大きな被害にみまわられる事態が発生しています。したがって、社会資本の補修、補強による強靭化は喫緊の課題と考えられます。地上部の補強・補修はすでに進められてはいますが基礎部分の補強・補修はそれに比べて難易度が高く進捗も遅い現実があります。これは、地下工事を進めるには周辺への影響が大きいことが一因していると考えられます。 地盤改良技術は、液状化対策や基礎部の耐震補強、堤体の補強など社会基盤の基礎部の強靭化には無くてはならない技術です。しかし、従来の地盤改良は大型重機による施工が中心で広いヤードが確保されている新設工事には適しているが対策が必要な狭い空間には不向きでした。スマートコラム工法研究会は、市街地液状化対策で実績のある小型機械撹拌式「スマートコラム工法」を適用して、従来の技術では困難であった狭隘箇所で、大型重機による施工と同等の精度と品質で地盤改良体を構築し、社会資本の基礎部や土構造物の強靭化に寄与することを目標として設立するものであります。
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